アルゼンチン税関による過怠金 / Customs fines in Argentina (JP)

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02.08.23

こちらは、英文記事「Customs fines in Argentina」(2023年7月27日付)の和訳です。

 

アルゼンチンでは、税関申告をした際に申告内容に誤りがあるとして過怠金を科されるケースが後を絶ちません。申告した数量が多すぎたり品目が重複したりしている場合も「過少申告」と同じ程度の過怠金を科されるおそれがあるため、数量を正しく申告することが大切です。

カリフォルニア州、自主減速航行プログラムを拡大 / California expands its voluntary vessel speed reduction program (JP)

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27.07.23

こちらは、英文記事「California expands its voluntary vessel speed reduction program」(2023年7月5日付)の和訳です。

 

クジラ保護と船舶からのGHG排出削減のために、カリフォルニア州は、同州沿岸において10ノット以下での減速航行を運航会社に引き続き奨励しています。今年は減速海域が拡大され、実施期間も長くなっています。

防火安全に関するPSC合同集中検査キャンペーンに向けて / Prepare for PSC CIC on fire safety (JP)

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27.07.23

こちらは、英文記事「Prepare for PSC CIC on fire safety」(2023720日付)
2023
811日付更新版の和訳です。

 

今年も91日より、ポートステートコントロール(PSC)による集中検査キャンペーンが始まります。今回の重点項目は防火安全です。技術面・運用面の両方が検査されます。

指定錨地外での錨泊によるサンゴ礁の破壊 / Damage to coral reefs caused by anchoring outside designated anchorage (JP)

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20.07.23

こちらは、英文記事「Damage to coral reefs caused by anchoring outside designated anchorage」(2023年7月10日付)の和訳です。

 

サンゴ礁があることで知られている海域では、サンゴ礁を破壊して当局から罰金を科されることのないよう、指定錨地外での錨泊をしないでください。

地中海における硫黄排出規制への備えを / Prepare for low sulphur fuel operation in the Mediterranean Sea (JP)

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28.06.23

こちらは、英文記事「Prepare for low sulphur fuel operation in the Mediterranean Sea」(202314日付)の和訳です。

国際海事機関(IMO)での採択の結果、地中海は2025年5月1日より、硫黄酸化物および排気粒子の排出規制海域となります。

ナイジェリア当局がFreight Taxを請求 / Nigerian freight tax demands (JP)

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23.06.23

こちらは、英文記事「Nigerian freight tax demands」(2023年6月16日付)の和訳です。

ナイジェリア当局はこの度、国内に寄港したタンカーおよびその船主に対して、2010年まで遡ってFreight Tax(運賃に係る税金)を請求する旨を明らかにしました。

メキシコ諸港で麻薬密輸が増加 / Drug smuggling on the increase in Mexican ports (JP)

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19.06.23

こちらは、英文記事「Drug smuggling on the increase in Mexican ports」(2023年4月11日付)の和訳です。

メキシコの現地コレスポンデントによると、現地ではこの1年、国内に寄港する商船が違法麻薬の密輸に巻き込まれる事件が増えているとのことです。

 

ブラジル、船員の入国管理規制を強化 / Stricter immigration controls for seafarers entering Brazil now in force (JP)

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09.06.23

こちらは、英文記事「Stricter immigration controls for seafarers entering Brazil now in force」(2023年5月25日付)の和訳です。

 

ブラジルでは、国際労働機関(ILO)条約第185号が批准されたことを受けて、同条約の加盟国が発行した船員身分証明書のみが、ビザが免除となる有効な渡航書類として認められます。

アジア型マイマイガの俗名が変更されました (2023年5月16日付更新)/ Asian Gypsy Moth has been given a new name (JP)

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02.05.23

こちらは、英文記事「The Asian Gypsy Moth has been given a new name」(2023年3月31日付記事の同年5月16日更新版)の和訳です。

これまで「Asian Gypsy Moth AGM)」と呼ばれていた蛾の種群に新しい俗名「Flighted Spongy Moth ComplexFSMC)」が使用されることになりました。ただし、5月から10月にかけてアジア太平洋地域の港を出港する際の出港前検査や証明書に関する各国の要求事項は、これまでとほぼ同じです。

海賊行為の動向とハイリスク地域 / Piracy trends and high risk areas (JP)

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10.03.23

こちらは、英文記事「Piracy trends and high risk areas」(2023年2月23日付)の和訳です。

2022年は前年に続いて世界的に海賊行為の数が減少しました。しかしそれにもかかわらず、シンガポール海峡における強盗事件の数は7年ぶりの高水準に達し、南米の港では停泊中の船舶に対する凶暴な襲撃事件が相次いでいます。

エジプト当局、輸入禁止品目を持ち込んだ船員を拘束 / Seafarers detained in Egypt for carrying prohibited items (JP)

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10.03.23

こちらは、英文記事「Seafarers detained in Egypt for carrying prohibited items.」(2022年12月14日付)の和訳です。

 エジプトの現地コレスポンデントによると、船員が同国で乗船・下船する際、ドローンや「不審な」電子機器など輸入禁止品目に指定されている物品を持ち込んだとして拘束される事件が増えているとのことです。

廃棄物処理および固体ばら積み貨物からの残渣の取り扱い (2023年2月14日更新)/ Garbage disposal and handling of residues from solid bulk cargoes (Japanese)

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24.02.23

MARPOL条約附属書Vの最新改正は201831日に発効し、船舶には、船上の廃棄物の取扱い、管理、記録に関連する変更を実施することが求められます。

米国のVGPとVIDA : 2023年以降の対応に関して運航者が知っておくべきこと / US VGP and VIDA: What ship operators need to know for 2023 and onwards (JP)

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20.02.23

米国環境保護庁(EPA)はこのたび、船舶からの排水に関する新たな連邦基準を2024年秋に公布することを明らかにしました。当初の期限より約4年遅れとなります。その一方でEPAは、適用期間が延長されたVessel General Permit制度の順守を徹底するため、検査や取り締まりを強化していると見られ、違反した場合は多額の罰金を科すこともあると注意を呼びかけています。

航海船橋における視界確保の重要性 / The importance of ensuring navigation bridge visibility (Japanese)

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19.12.22

これまでに、風力タービンの羽根やタワーなどの特殊貨物を輸送する際に、航海船橋の視界確保について定めたSOLAS条約第V章第22規則の一部を適用除外してもらったことがあるかもしれません。しかし、このような適用除外を文書で認められていたとしても、オーストラリアでは法令順守の証拠として通用しないおそれがあるのでご注意ください。

シャチ保護のため、北米西岸沖の航行時は減速を / Slow down for killer whales off the North American west coast (Japanese)

killer whales in the Salish Sea
05.12.22

絶滅の危機にあるシャチ「サザンレジデント・キラーホエールズ」の個体数を回復させるため、カナダのバンクーバーや米国のシアトルなどセイリッシュ海(Salish Sea)沿岸の港に寄港する商船は、このシャチの季節的な生息地とされている同海域を航行する場合や、航路上でシャチを見かけた場合に、減速航行が呼びかけられています。

今年もクサギカメムシのシーズンが到来!/ The stink bug season is here again! (Japanese)

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01.12.22

 オーストラリアとニュージーランドは、9月からクサギカメムシのリスクシーズンに入ります。2022年は、中国と英国が「クサギカメムシのリスクが上昇中の国」と特定されています。このため、この2カ国から出荷された特定の貨物を輸送する船舶は、オーストラリアに到着した際、陸上での抜き取り検査の対象となる可能性があります。

米海事局、紅海・ペルシャ湾・西インド洋の治安警告を更新 / US MARAD updates its security warning for the Red Sea, Persian Gulf, and Western Indian Ocean region (JP)

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11.10.22

こちらは、英文記事「US MARAD updates its security warning for the Red Sea, Persian Gulf, and Western Indian Ocean region.」(2022年10月4日付)の2023年3月10日更新版の和訳です。

20231月にインド洋が ハイリスク海域から除外された一方で、米海事局は地域紛争や活発化する軍事活動、政治的緊張の高まりによって、表題の海域を航行する商船は継続的に脅威にさらされています。