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この度CINSと国際P&Iグループは、最近発行されたシードケーキのコンテナ輸送に関するガイドラインを改訂しました。

こちらは、英文記事「Updated guidelines on the carriage of seed cake in containers」(2020年7月2日付)の和訳です。

シードケーキは、油糧種子、穀物などの作物から油分を搾り取った後の搾りかすで、主に家畜用飼料に用いられます。シードケーキ貨物は、IMDGコードに規定されている要件に従って輸送する必要があります。

シードケーキ貨物の自己発熱

シードケーキ貨物は、自己発熱を起こしやすくなる場合があります。生成工程上、植物原料から油脂を完全に除去することはできないため、残った油によってシードケーキの危険性が生じるのです。貨物に含まれる水分と油の量が多ければ多いほど、自己発熱や自然発火のリスクが高くなります。

貨物ガイドライン

シードケーキ貨物の輸送による混乱が続いており、不正申告につながる恐れが依然として高まっています。

こうした中、CINS(貨物事故通知システム)と国際 P&I グループは、シードケーキをコンテナでより安全に輸送し、適切な申告、梱包、輸送を確保するため共同で策定したGuidelines for the carriage of Seed Cak(シードケーキの輸送に関するガイドライン[英文]を改訂しました。最新版のガイドラインでは、シードケーキに関する記述などの文言に微修正がなされたほか、コンテナ船社から寄せられた質問を受けて一部の内容に説明が加えられています。また、それぞれの国連番号について危険性や輸送上の注意事項も記載されています。

Gard は CINS のアドバイザリーメンバーであり、Gard のメンバーの多くも CINS のメンバーです。Gard では、その他のコンテナ船社のメンバーの皆様にも CINS への加盟を推奨しています。CINS の主な目的は、コンテナ船業界における安全性を向上させるために、特定の貨物や梱包ミスがもたらすリスクを浮き彫りにし、対処することにあります。